大人ニキビを予防、改善する睡眠と食事

 

10歳代後半にできるニキビは「青春のシンボル」と言われるほど、若者にとっては最もポピュラーな肌のトラブルになります。

しかし、若者だけではなく、20歳を過ぎて成人してからもニキビでお悩みの人は大勢いらっしゃいます。

10歳代の若い頃にできるニキビは、思春期ニキビと言われ、成長期におけるホルモンバランスの乱れが原因で過剰に皮脂が分泌することから発生します。

それに対して成人してからのものは大人ニキビと言い、睡眠不足と寝だめを繰り返すような不規則な生活習慣や栄養が偏ったり、不足するという乱れた食スタイル、それに、ストレスや間違ったスキンケアなど、さまざまなことが絡み合って、その結果、免疫力が低下したり、ホルモンバランスが乱れたりして発生します。

そして、思春期ニキビは額や鼻まわりなどを中心にでき、大人ニキビは顎や口まわりなど顔の下のほうの部分にできやすいという特徴があり、また、大人ニキビは治ったと思っても、すぐに同じ場所に繰り返してできるというとても厄介でしつこく治りにくいニキビです。

そんな大人ニキビを予防して改善するには、まずは、睡眠不足や栄養が偏っているという不健康な生活習慣を見直すことが必要です。

その中でも特に大切なのは睡眠です。

寝不足や寝だめを繰り返すような不規則な生活習慣は、体内時計を大きく狂わせてホルモンバランスも乱すことになります。

毎日、決まった時間にベットに入り、決まった時間に起きて、6時間以上の睡眠時間を確保できる規則正しい生活習慣を身に付けましょう。

ちなみに、夜10時から深夜2時の間は、成長ホルモンの分泌が高まり、肌細胞が最も活発に生まれ変わる「肌のゴールデンタイム」と呼ばれる時間帯になります。

できればこの時間帯に熟睡できるように就寝前はカフェインを含むコーヒーや紅茶、緑茶を避けて、ストレッチやヨガなどの息が上がらない程度の軽い運動を行ったり、アロマオイルなどの香りでリラックスしたり、照明を暗くしてくつろぐなど、熟睡できる環境を整えるように努力しましょう。

そして、次に食事面ですが、血行を促して皮脂の分泌を抑える効果のあるビタミンB1、B2、Eなどを積極的に摂ることをオススメします。

ビタミンB1は、豚ヒレ、豚モモ、豚ロース、うなぎ、たらこ、玄米など、ビタミンB2は、鶏レバー、納豆、生しいたけ、まいたけ、うなぎ、ブロッコリー、ヨーグルトなど、ビタミンEは、ツナ、たらこ、ホウレンソウ、かぼちゃ、アボカド、赤パプリコなどが挙げられます。

また、便秘もニキビ発生の要因になるので、大豆、納豆、おから、れんこん、モロヘイヤ、長いも、キウイなどや食物繊維を
たっぷりと含んだ野菜を十分に摂取しましょう。